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執筆者の写真shinji Tsukamoto

マスクと日本人


新型コロナウイルスが世界中に広がる中、世界各国ではマスクをする人が急増しました。


マスクと言えば、感染症の身近な予防策として誰もが知っている常識です。それは、世界どこの国も同じと思っていました。でも、そうではありませんでした。


ハワイ大学に通っていた頃、風邪をひいてしまった時の事です。

試験前で外せない授業があり、咳以外の症状は軽かった為、マスクをして学校に行きました。マスク姿で歩く私は、キャンパス内では目立ちました。よっぽど重病人か何かに見えたのでしょう。すれ違う人やクラスメートまで多くの人からジロジロと見られました。


ローカルの友人に『俺、なんか変?』と聞くと、


「普通はマスクってしないから。。」と言われました。


講義では、他にも咳をする人はいたけど、マスクをしていたのは私一人だけでした。

マスク無しで咳をしていた人は、ジロジロ見られる事はありません。


「なんでー????!」

日本と真逆な状況に、違和感しかありませんでした。



今、日本政府の新型コロナウイルスの対応策が遅いとバッシングされています。

しかし、日本のウイルス感染者数および死者数は、他国のそれに比べ驚くほど少ないのです。アメリカのCDC(疾病対策予防センター)では、あまりに日本の感染者数が低い事に対して、

『どうして日本はこんなに感染者数が低いのだ!?」と驚き、高評価しているそうです。


日本は、私たちが思っているよりウイルス感染の抑え込みに成功しているみたいなのです ただし、この結果は、日本政府が優れているというより、日本人一人一人に染み付いている公衆衛生という常識がそうさせたのだと思います。他国の様に、法的拘束力のない非常事態宣言自でしたが、そんな日本だからこそ効果があったのだと思うのです。


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