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啓蟄 〜つくしと春〜

執筆者の写真: shinji Tsukamotoshinji Tsukamoto

「啓」は開く、「蟄」は冬眠している虫を意味します。

むかしはカエルやトカゲなど小さな動物はすべて虫と呼ばれていたことから、啓蟄は小さな動物の目覚めを意味します。


この時期は、よもぎ・ツクシなどの野草が見られるようになります。昔から「春には苦味をとれ」というように旬の山菜の苦味には、春の陽気によって緩みかけた体から気が漏れないように気を引き締める作用があります。


昔、祖母がみんなで摘んだツクシを甘辛く佃煮にしてくれたものを食べたものです。苦みと一緒に春を感じていてましたね。つくしは栄養価も高く、抗酸化作用のあるビタミンEを豊富に含み、活性酸素を取り除く役割があります。また食物繊維も豊富なので、腸内環境も健康になります。


食べ頃のつくしは土から10cmほど頭を出しているもので、つくしの頭にある胞子が開く前のもので、茎の節にあるハカマ部分が短いものが美味しいとされています。

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