最近、コンビニ行くと、ミャンマー、ベトナム、ネパールの人が多い。
みんな日本語をよく勉強している。
日本人が聞いてもよく聞き取れないボソボソ話すお客さんなんかでも、よく対応しているなと思う。
みんな希望と憧れをもって日本に来ている真面目な留学生さんが多い。
でも、外国人(特に非白人)に対して社会の目は冷ややかだ。
ブラック企業は、インターン制度を悪用して留学生を安月給で働かせ問題になった。
近所に外国人が住んでいると治安が悪くなると思う輩も少なくない。
日本は労働人口が足りなくて、どこの企業も慢性の人手不足に陥っている。
少子化対策で子ども手当を出すのも悪くはないが、すぐに効果は出ない。
外国人労働者を期間限定ではなくて、正式に受け入れてはダメなのか?
特に思うのは、外国人から公務員を採用して入国管理から移民、外国人の問題の対策に
当たってもらったらいいんじゃないか?
もちろん、雇用には厳しい採用試験と面接、審査を通った優秀な人材のみを採用して、
日本人と同様に給料や福利厚生もしっかりと保証する。
また様々な国籍の人を雇えば、いろんな視点の意見を聞くことも出来て、
時代にあったより良いシステムに変えていくきっかけにもなるとも思う。
別府の別府大学は、外国人留学生を積極的に受け入れ、
留学生に住みやすい環境を提供している。
様々な国から来ている留学生たちは、別府の旅館やレストランなどで
海外から観光で来た外国人客の接客で様々な言語で対応している。
その評判が非常によく、別府へのインバウンド客が増えている。
まさに、外国人労働者によって街が潤っているモデルケースである。
海外には、日本人より日本の文化や伝統のことが大好きな人が沢山いる。
そんな人材の受け入れ枠を設ければ、衰退していく日本の文化や伝統を
維持できる斬新なアイディアが生まれるかもしれない。
例えば、日本の文化を愛するアメリカ人のアレックスカーは、徳島県で古民家を再生させながら、日本伝統や文化の良さを残す術を提案している。
彼の著書「美しき日本の残像」や「犬と鬼」には、外国人の目からみた日本の伝統や文化についての日本人のおかしな価値観が指摘されてあり、目からウロコが落ちる思いがした。非常に面白い視点で、これからの日本のサバイバル術はここにあると思わされた。
グローバルな現代では、日本は日本人だけでなんとかすることは難しくなってくると思う。
日本は日本人だけという島国根性は、そろそろ変えたほうがいい。
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